症状別の施術例
31歳 男性 O様
発症した状況
交通事故による頸部から背部の痛み。
自動車を運転しており、信号待ちをしている際に後方から追突された。
事故の際、頸部を捻じったような感覚があり、それ以降頸部のから背部に痛みがある。特に振り向くような動きで痛みが顕著に出現する。
交通事故が発生した際は、まずは警察や救急に連絡し、適切な手続きを行っていただく必要があります。事故当時は気持ちが焦ってしまい適切な判断ができなくなることも少なくはありません。落ち着いて、まずは安全を確保し行動してください。
当院では、事故後の施術に加え弁護士の紹介も行っております。
施術内容と経過
交通事故によるお身体の痛みは、すぐに発症するものもあれば、時間を置いて発症するものもあります。一瞬の出来事なので、ご自身が思っているよりもお身体には負担がかかっている場合があります。
今回の場合であれば、後方からの追突の衝撃で、頸部周囲から背部の筋肉が急激に収縮し、固まってしまうことで痛みが発症したと考えられます。また、頸椎の関節の捻挫の可能性も視野に入れながら施術を行いました。硬くなった筋肉は柔軟性を再獲得し、おおよその痛みが消失した段階で頸椎の可動域の改善にも施術を行いました。施術には徒手療法を用いました。
交通事故後の施術を受けていただくにあたって、病院での精査は必ず必要です。まずはその精査で異常がない場合に施術の対象となります。『病院では異常は見られなかったが、痛みがある。』といった状態であればお力になれる場合がございます。